テスラ+トヨタ vs XXX

¥¥¥¥¥¥ GOOD NEWS!! 第2号 ¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥

 SINYA OONOのここだけの
 ちょっと“ほくほく”する話

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ワオ、WOW!
発行者のSINYA OONOです。

今日は、テスラ とトヨタなど、車産業について書いてみたいと思います。

では!

もはや車産業は、移動手段産業となろうとしていると同時に、
エネルギー産業にも関係する分野になりました。

その中で、テスラ にまず注目したのは、
その創業者の一人、イーロン・マスクや彼らのビジョンに面白いものがあること。

そして、トヨタに注目したのは、史上最高益を出したのにも関わらず、
課長以下を減給にするという生き残りを懸けた”闘い”をしている感が漂っているところに興味を覚えたからです。

ご存知かもしれませんが…

まず、テスラ ですが、EVとも言われるElectric Vehicle、つまり電気自動車を提供するということで一貫しています。
そして、ガソリン自動車はなくなるというスタンスを取っています。

そして、トヨタですが、ハイブリッドエンジンなど、ガソリン車と電気自動車の間の子のような車を提供しています。
つまり、ガソリン車がなくなるというスタンスではなく、その間をつなぐつもりなのか、それともいずれかのタイミングでその他の動力源を新たにどんどん取り入れていくのか、
そのようなガソリンと電気の間に立ち位置を置いています。

このような市場における立ち位置を論じる時は、ポジショニング(Positioning)という言葉を用いて論じられています。

概して、ポジショニングに対して、対立的に論じられるのは、ケイパビリティ(Capability)。

では、ポジショニングに対して、ケイパビリティとはなんなのでしょうか?

生産能力というように説明できるかもしれません。
ちなみに、ケイパビリティ(Capability)は、
才能、手腕、力量、可能性、将来性というような意味にも取れるようですが、
ここでは、生産能力という観点で見ていきます。

企業にとってどちらが大切なのか、これは経営論になるため、今回は論じませんが、面白いところです。

いづれにしても、トヨタにせよ、テスラ にせよ、企業であれ、個人であれ、
商売をしたり、市場に商品・サービスを提供する場合は、
独自のポジショニングを持ち、独自のケイパビリティを有しているということができます。

そして、
市場にとって、そのポジショニングとケイパビリティが本当にユニークで、
独自性があると思われ、市場に受け入れられる場合、
そして、トレンドや需要や供給の観点で優れているなどの諸条件が揃うと

その商品やサービスはヒットすることになります!

テスラ のケイパビリティ(生産能力)には、どのようなものがあるでしょうか。

ある意味では、創業者、トップの才覚というのがあるかもしれません。

先ほども触れたイーロン・マスクは、ペイパル(paypal)という金融系のサービスをリリースし、
成功し始めたことになっています。

ペイパルで財を成した複数の人が、
“ペイパル・マフィア”なんて言われていますが、
本当の秘密結社や犯罪組織ではなく、
シリコンバレー領域で影響力を持っていたという意味の言葉です。

その一人のイーロン・マスクですが、
スペースXというロケットの会社も持っていて、
火星に人間を移住させるという”宇宙人的な” (笑)
夢も持っています。

最初は、なぜ地球上に色々問題もあるのに..!?
と思いましたが、
本当の意図としては、外に目を向けることで、
地球の問題をさっさとなんとかしたいという意図もあるようです。

そう聞いて、すごく納得したのを覚えています。

トヨタでは、豊田章男社長。

責任感という意味で、
アメリカの法廷でもアクセルの問題なので、叩かれ
責任を取りつつ部下に任せるという意味で
人格力が磨かれたことを多くの人が知っていると思います。

そして、今年、YouTubeで見たのですが、イチロー選手と仲良く?いやかなり真剣にお話をされています。

これ、面白くて、大企業としてもトップ自ら発信を始めたということや
新人達を前に、
エンジンをふかすパフォーマンスなど面白い展開をしているなと思います。

特にこれからは、パフォーマンス的な要素を言語化できるということが武器になることを直感的にわかっているからこそのアクションかなとも思います。

そういう意味では、一個人としてのイチロー選手の技術と一法人としてのトヨタの語り部としての豊田社長。
この対比により、トヨタの技術力とPR力をイチロー選手が育成しているという興味深い側面も観れました。

最高収益にも関わらず、
「勝って兜の緒を締めよ」を実践するトヨタのやり方は学ぶところが多いのではないでしょうか。

そして、その中で、学びとして言えるのは、「原因と結果の法則」のタイムラグという話です。
原因があるから、結果がある。
蒔いた種があったから、収穫がある。
最高益も過去の原因の結果に過ぎず、
今種をまくことをやめてはならないという訳です。

その(原因と結果の)時間差があるので、
失敗も成功もわかりにくくなることがありますが、
基本的には、成功要因も失敗要因も「今」の集積でしかありません。

少し、話が逸れてしまいましたが、
二人のトップが、
手を結ぶ可能性があるとしたら、
電気自動車での量産化へのさらなる業務提携かもしれません。

トヨタは、EV(電気自動車)ではあまり強さがないとはいうものの、
量販生産や販売能力においては、
テスラ よりも上回っているということができるでしょう。

ポジショニングがお互いに生き残る形をとるか、
技術提携だけになるか、
第3の会社を作るのか分かりませんが、
地球規模で見たときに、
イノベーションが熱い分野なので、
大企業が多いに手を組んでも悪くないなと個人的には思います。

競合としては、今回は論じませんが、色々な自動車メーカーがありますし、
IT企業もその競合になり得ます。ヨーロッパ圏、北米だけでなく、中国、インド等の大人口な国を含むアジア圏をどのように囲い込むかもすでに色々な先手が打たれているのかもしれませんね。

先手合戦と言えるでしょう。

さて、ここからは
少しテスラ の深掘りになってしまいますが、
おつきあいのほどを。

実は、NATIONAL GEOGRAPHIC社の「テスラ モデルS スーパーファクトリーのすべて」というDVDを見つけまして、
それも機になって書いています。

もし興味のある方はそちらを見てみるといいと思います。

それでは続けていきます。

そのスーパーファクトリーこそ、
ある意味で重要なヒントを与えてくれるので、
レポートさせていただきます。

  1. イーロンマスク個人の事業ゲームプラン
    • イーロンは、20年かけて事業展開を形にしているようです。それは、(この2012年のDVDの時点で)ある程度事業の形で現れています。それは、1) インターネット、2) 惑星間移住、3) エネルギー革命ということです。インターネットは、Paypalで、惑星間移住は、Space Xで、エネルギー革命は、Teslaでということですね。
    • ここで学べるのは、成功する事業家として必要なものは、長期のビジョンであるということ。それを形にする能力はさすがですね。そして、Teslaは車ビジネスではなく、エネルギービジネスであるとイーロンが捉えている点です。アメリカには、フォード、GMなどの大きな車の事業がありましたが、その相互恩恵として、石油産業がありました。むしろそこに着眼しているという点が面白いと思います。その通りのこととして、テスラ のサービスは、車だけではなく、ソーラーパネルに見えないソーラーエネルギーを生み出せる屋根材など、エネルギービジネスを同じTesla製として販売しています。
    • あとちなみに、Teslaはエジソンほど有名ではないかもしれませんが、発明家の名前。意外と過去に埋もれていた発明を活用しているのかもしれません。天才のした仕事は、100年、200年後に評価されることもしばしば。これは個人的な意見ですが、基本的には、過去300年くらいのスパンである一定の生活水準を獲得してきたと思っていて、私たちは、今その段階から大きく伸びる飛躍の時代に今生きていると言えると思います。
  2. 全自動で動くロボットと機械学習、工場
    • 3Dの座標を持つロボットが動いています。それは、手作業を機械学習等で学ばせているといいます。手作業を機械が学ぶ。これは一つのヒントになると思っています。農業や建設業などの屋外の作業も今後は、手作業を学ばせて耕作や工作に役立てることが進んでいくのではないかと思います。そうした可能性を見ることができる工場になっていました。
    • 開発者も言うように、目指しているのはマルチタスク型の「ARM:腕」と「HAND:手」。同じ機会の腕や手が、別の作業をこなすと言う訳です。人間の四肢がいかにマルチ対応、複数対応の高性能に作られているかがわかると言うものです。
  3. モデルS等ラインナップ で革新的に感じるところ
    • エンジンやガソリンタンクがないので、車の形をしていながら、動力のためのスペースはわずかで済む事。なんと、モーターはスイカサイズで、スポーツカー並みのスピードが出せる。そのスイカサイズのモーターがシャフトを経ずに、ダイレクトに動力を伝えている。すごくシンプルな作りです。
    • さらには、彼らの言うところのワンペダルドライブ、シンプルな構造故に、一つのペダルを踏むとアクセルが進み、離すブレーキがかかり、充電すると言うシンプルな運転ができると言う。もちろんブレーキペダルはついてはいます。
    • 電池は思いの外、単三乾電池のような電池を箱に詰めているのも興味深い…
    • その他のモデルも出ています。価格帯は1000万円前後なので、ちょっとまだ高級車の部類です。もう少しすると真の量産化モデルが出てくるのかもしれませんし、ポジショニングをハイエンド系に保ちながら、他の自動車メーカーの買収やアライアンスなどによる量産化モデルを狙っているのかもしれません。これは前後しますが、あくまで、テスラ がエネルギー革命を狙っていることから予測できることなのです。世界最速の電気自動車も量販化されるようですね。日本の開発者の方も量産モデルではないですが、6輪のスーパーカーを作られていたと記憶しています。日本にも技術があるのだから、あとはビジョンを掲げ、世界でさらにリーダーシップをとってほしいですね。

排ガスもなく、清潔で静かな環境にも貢献する社会や未来を作るのに電気自動車が解決になる。
テスラ が役にたつそのようにテスラ は考えているようです。

今から10年後、主役になっていると言う。
今は、ちょうどこのDVDが作られた2012年から7年目。

ちょっと遅れているかもしれないが、着実にラインナップを増やしてきているようですね。
実は、僕にはもう一つの本命があります。
それは水素。
技術的なことやインフラ的なことの課題は多いですが、
テスラ ビジョンと双璧を成せるのは、
水素エンジン車だとなんとなく直感的に感じています。

ただ相変わらず、化石燃料を使って水素を作ったり、
水素を燃やすという内燃式だということもあり、
架構のシンプルさやその他の面を比較するとEVの方が優勢だなと現状では判断できます。

しかし、それでは対抗馬がなく盛り上がらないので、
トヨタ or GM、フォードなどは、”敵(ライバル)に塩を送り”つつ、
水素等で革新を狙うといった、
握手をしながら、足を蹴り合う構図になれば良いのかなと思っています。

では今日はこんな感じです。

ビジネスモデル・キャンバス等による9つの要素分析やその他4P分析やPESTなど、
フレームワークをやっても面白いと思います。

では!

次の機会にお会いしましょう!

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