暗号通貨の1つにイーサリアムというのがあります。
最近、値段が上昇しているようです。
理由としては…
このヤフー記事が1つの理由としては考えられますね。
金融系では、米大手のJPモルガン、スペイン銀行大手サンタンデール、Windows等有名なマイクロソフト、CPU(パソコンの演算装置)のインテル、コンサルティング大手として有名なアクセンチュア、英石油大手BP社、メディア系では、トムソン・ロイター等を含む約30社が、「エンタープライズ・イーサリアム・アライアンス(EEA)」という同盟を組んだというニュースです。
これから、どのような展開を見せるかは、私にはわかりませんが、業界や経済圏が分断されていくか、統合されていくか見ていきたいところです。
結論を言ってしまいますと両方なのかなと思いますが、分断というより、経済的な島ができるような感じでしょうか?長く続くかは不明ですが、統合の例は、今回の件ですよね。分断の例は以下のようなもののことです。
かすみがうら市が自治体初“仮想通貨”で地方創生|信用通貨vs地域通貨「お金」の定義
マイクロソフトの有名人、ビル・ゲイツは、銀行はなくてもいいというスタンスと聴いているのですが、超大手と言っていいJPモルガンと何を始めようとしているのか、気になるところもあります。
もしかしたら、共同研究するというだけで、名前だけは加盟しておいて…ということも考えられますね。
そもそも、イーサリアムとはという点は、Wikiも調べておきましょうか。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%BC%E3%82%B5%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%A0
最初の部分は技術的な記述でわかりにくいのですが、途中興味深い記述を見つけました。
イーサリアムのブロックチェーンを稼動させるソフト・アプリを開発する目的で設立された企業コンセンシスが、2016年にデロイト トウシュ トーマツと技術提携して、イーサリアムのプラットフォームを基礎にした銀行をつくることになった。
とのこと。この動きに、上記の同盟(アライアンス)が関係してくるとなると、国際的な“イーサリアム”銀行の出現も何と無く想像できますね。
公式のページ(https://www.ethereum.org/)もあります。
こちらからは、端末型の1)ウォレットがダウンロードできるようですね。
次の段階として、2)トークンを発行する、3)イーサリアムでクラウドファンディングする、4)イーサリアムで組織を作るというような、構想も知ることができます。
1)の部分を早速試してみて、ダウンロードしてみるとインターフェース(画面上表示やアイコンなど)はこんな感じです。(その他の部分もチャレンジできればいいですね。全体構想もこのページをしっかり読むと見えてくるような気がします。このページもまた取り上げたいと思います。)
開いてみると。。。
ウォレット(WALLETS)のタブを開くとこんな感じ。
送金も、PC上のインストール型のウォレットからできるようですね。送金(SEND)のタブがこちらです。
そして、連絡先・送金先(CONTRACTS)といってもいいかと思います。ここまで見てくるとわかると思いますが、銀行なんですよね。自分の銀行を持つという感じなんです。暗号通貨と付き合っていくには…
話は逸れますが、Bitcoinのウォレットのblockchain.infoには、自分自身の銀行になろうというような標語があります。
しかし、ウェブウォレットがよりも、こうしたインストール型のウォレットの方が、安全性が高いということで普及してくるのではないかと思います。もちろん、Bitcoinベースのインストール型ウォレットや端末等もありますね。記事に追加で記述したいと思います。
そして、残高(BLANCE)のタブを見ると、ETHER(イーサリアム)、BTC(ビットコイン)、USD(米ドル)、EUR(ユーロ)があります。イーサリアムベースでこうした法定通貨、暗号通貨を保持できるとなると俄然このウォレットの価値や使うメリットが出てきそうですね。
そして、1つ知らないものがありました。FINNEY、調べて見ると、イーサリアムの換算計算ツール(http://ether.fund/tool/converter)を見ると、
etherの種類であることが推測できますね。
wei, szabo, finney、と続いています。ビットコインであるならば、BTCがビットコインの一番知られている単位、milibit、bit、satoshiとビットコイン関連の単位があります。
そして、ちょっと見にくいので、赤ワクで囲ったところ、ウォレットを立ち上げからちょっとするとPCがブロックチェーンの台帳の確認を始めました。
ここで、ちょっとおさらいなのですが、ブロックチェーン技術というのは、すべての取引が公開されていて、ID等で辿ることができるという暗号化の技術です。
私自身は技術者ではないので、詳しいことは技術者の先生方に譲りますが、このウォレット自体が台帳と連動していることがわかるかと思います。
そして、すべてのBlock(一取引)が参照されると、次に取引が行われるとその同じ部分に表示されるようになっています。銀行業務をやっているみたいでとても面白いですね。
さて、イーサリアムの全体の印象ですが、ビットコインがシルクロード等の違法サイトに使われるなど、若干ネガティブなイメージがあるのに対して、ビットコインという最初の実験台があったことにより、イーサリアムは意図して計画され、初期の販売等もあったということですから、クリーンなイメージがあります。さらに、ビットコインとは違う特徴(この部分はさらに深掘りが必要)を持っており、比較的軽いという印象があります。
リップルという暗号通貨も、Google等が関係したということで、要チェックですね。
以前に取り上げたノアコインもそうですが、国という枠組みを超えているかいないかという点では、拡大幅が少し弱いかなという印象です。
ただし、ドバイ等もブロックチェーン技術を都市開発と連動させてきていることを考えると社会のインフラとして暗号通貨、ブロックチェーン技術に関して、知識と理解を深めておくこと、実際に使って見るなどは体験しておくと良いかもしれませんね。
それでは、今日はこの辺で!