最近読んだ本の中でなかなか興味深かった本をご紹介しますね。
それは、
「家康、江戸を建てる」 という本です。
端的にいうなら一つの観点は、
「江戸、今の東京の礎を知るのに最適」という感じです。
さらに突っ込んでいうならば、
東京オリンピックまでに、皆が、東京を再び学び直すべき。
かなと思います。
僕自身は、地方出身者なので、今東京を探索したり、知ることに時間をとったりしています。
その部分、地政学的にも興味深い側面があります。
もう一つの読んでいて参考になる観点は、
大事を成すということについて考えさせられることです。
関東八州は、豊臣秀吉にとっては、家康という強敵の厄介払いのための土地。
しかし、家康はそこに大きなビジョンを持ったのですね。
そのビジョンを実現するために、
土木・貨幣という技術的なキーワードが出てきます。
その家康の戦略と知略がストーリーで書かれているので、
登場人物の語り部を聴きながら、
歴史の中の一人の登場人物になったかのように、
400年前にタイムスリップできるような感じで読んだり聴いたりできます。
(ちなみに僕はAudibleのサービスで聴きました)
個人的には、
仮想通貨や法定通貨の金融が世界的な混沌としたこの時代。
豊臣秀吉と徳川家康の貨幣戦争の一幕が、
何か時代は変わっても同じようなことを違うレベルでやっているのだなと感慨深かったです。
歴史から学べることは、多い。
ちなみに、
自分が提供しているコンテンツで、
決断のプロセスというものがあります。
計6つのプロセスに分けていて、
それは、
・思い込みだけで判断しないこと
・感情をだけで判断しないこと
・人と同じようにするだけではないこと
・そのテーマに関する自分を知ること
・そのテーマに関する自分の置かれている状況や環境を知ること
・普遍的な原則を自分や自分の状況に当てはめるとどうなるかを見極め決断する
というものです。
最初の3つが、色々と考えたり、書き出したりするのですが、
NOから入っているというところが、ポイントです。
たくさんの選択肢、ゴミのようなものありうる中で、捨てることは意識的に努力しないといけないことですね。
そんなプロセスになっています。
よければ、
こちらのリンクより、
コースをトライしてみてください。
https://www.udemy.com/important-decision-making-program/learn/v4/overview
今回の歴史をみてそこから学びをえるという事は、
そのプロセスの6番目の部分の厚みを増すことができますね。
歴史を学ぶ事は、
その歴史からどんな教訓があるのか、
どんな原理・原則が読み取れて、
未来を知るためにどう役立つのか
という見方がとても大切ですね。
ぜひそんな観点で、
日々の事象や物事を見ていきましょうね。
そして、あなたも大切な原理・原則を見つけたら、
ぜひシェアしてくださいね。
それでは、また大野慎也でした。
BYE BYE