事業継承を考えてはいるが、包括的に相談できる人がいない!
ビジネスを残し、自分の望む方法を徹底的に追求する。
これが今日考えるコンセプトです。
というのも、
今日のNHKの報道でこの事業継承しても、
黒字経営する会社が自主廃業するという珍現象について特集されていました。
これは、
経営者が孤独に自社の事業承継を考えて、
そして、
結果的に黒字のうちに余裕のあるうちにやめてしまうという選択をする会社が多いのだというわけです。
NHKで特集されていた中で、
顕著だった私もよく知っていた製品を取り扱っていた会社でした。
それは、
チョークの会社。
あなたも、
このチョークを学校で、
職場で見たことがきっとあると思います。
ハーバードの数学の先生も気に入っていて、
国内でも同様の折れにくい・書きやすいチョークを作れる会社はいない。
だけれども、廃業してしまった。
M&Aを検討したが、
手数料を銀行が2000万円と言い、
結局、韓国企業にそのノウハウがいきました。
中国や新興国のチョーク市場はまだまだチャンスがあるというのに…
私がこれに対する解決策:ソリューションと感じているのは・・・
もちろん概念的に番組内でコンサルの方が指摘していたのは、
何より計画性であると言っていました。
計画性とは、
絶対的な計画性ではなく、
相対的な対処可能な範囲での計画性のことであると
私は捉えています。
絶対的な計画性は幅の広い計画性であって、
とても柔軟で融通性の高い計画とは言えません。
しかし、
相対的な対処範囲の広い計画は、
予期せぬことに対しても
対応できる能力や可能性を残すことに力を向けた計画を立てることです。
どちらにせよ、
P.F.ドラッカーの言うように、
現在の事業・ビジネスの成果をあげるための行動、
将来の事業・ビジネスのための行動、
潜在的な事業・ビジネスのための機会を発見する
というように将来性の要素がない行動が今日1日の中に入っていないのであれば、
確かに今日いちにち廃業へ
近づいたということになります。
たとえそれが黒字でも…
残念だったのは、
チョークの会社さんで解散した職場の人々のうち
再就職ができたのは2人だけだということ。
こんな状況にならないために、
できることはたくさんあるとは思いますが、
私ならではのお勧めできることが一つあります。
それは、
十分に時間があるときに、
いや十分に時間をとって現在のビジネスや事業を大きな紙に図式化する(マインドマップ化)してみるというものです。
印刷すると
それはA1やA0などさながら建築の設計図のようになります
そしてそう、これがあなたのビジネスの設計図であり、ビジネスの機能図なのです。
そして、
これはドラッカーの言った、
1)現在の事業
2)未来の事業
そしてまだ気づいていない3)潜在的な事業の発見を
よりよくするのに
その3つの要素すべてに役立つのです。
これは、
何も私が特別の力があるから作れるというわけではありません。
社長さん、役員さん
今まで事業を長い間作ってこれらた経験と知識
そう頭の中にあるものを整理し外部化することが始まるのです。
この自らやることもできますが、
とても大変です。
と言うより、自分自身でこの作業をやるのは
“自分で自分の背中をあかすりで流す”
ような手の届きにくい歯がゆいものなのです。
手前味噌ではありますが、
一度、Skypeや対面で、事業モデル図を一緒に作ってみましょう。
やってみれば、
それがいかに功を奏することになるかがわかってくるでしょう。
一人で悩んでいないで、
一緒に行動しましょう!
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フォームにご連絡先を書き残してください。
こちらから急ぎご連絡いたします。
モデリングスナップ
大野慎也
でした。
※追伸:モデリングスナップのビジネスモデル・マインドマップであればこんな感じです。Modeling Snap ビジネスモデル・マインドマップ