今回は、少し実務的な突っ込んだ話をしていきたいと思います。
というより、
そこまで前のめりに構想しても、
なかなかついてこられる方もいないとは思いますが、
書き記しておきたいと思います。
まず、クラウドファンディングによる資金調達です。
クラウドファンディングには、寄付型・リワード(報酬)型・ファンド型・株式型等の種類があります。
とくに、このWaters構想は、
1)超富裕層にとって、富裕層にとってプライベートバンクになればよいとおもっているのと同時に、
2)貧困問題にチャレンジしていくグラミン銀行のような要素、
さらには前回の内容でお話しした3)国際通貨トレード機構のような三つの大きなテーマを掲げています。
法人というよりは個人が主体的な考え方の対象というわけです。
そのなかでも、
とりわけ高い守備力と、
高い攻撃力という二つの課題を掲げています。
サッカーで例えると、ブラジルのようなスタイルです。
もちろん、銀行ですからファンドと違って、
失わない失点ゼロの銀行をめざすだけでなく、
高い収益性のある(もちろんお客様にとって)の銀行であるべきなのです。
このことはどうやって成し遂げられるでしょうか。
前回の内容で、面白そうな本をピックアップしましたが、実は全くよんでいません。
Amazonのタイトルと書評をパラパラとみて、判断しています。
なので、よいリサーチがまだできていないものの…
間違いなく、ICTによる恩恵のあるべきものですし、
より資金を柔軟に動かすことのできる個人を対象にした機関であるはずです。
また、国際的であるべきです。
しかも、地域的であるべきです。
そうすることで、高い送金能力や場所という付加価値を金銭的な付加価値に付け加えることができるのです。
それは、情報という価値にも変えることができるでしょう。
そのようにして、高い収益性を維持していく必要があります。
中央においては、安定的な企業の株式を取引することで利益を出す部署も必要になってくるでしょう。
高い守備はどのようにして実現するのでしょうか。
それは、人的ネットワークとテクノロジーでしょう。
プライベートバンクというキーワードを引き合いに出しましたが、この言葉に現れるように、おそらく全ての人に容易に口座を開設できるものではないと思います。
それは、法人口座のように、いろいろな情報の提出や行員との密なコミュニケーションが必要になってくるものとなるでしょう。
これは、あくまで、その情報を使って二次商売をしようという下世話な話ではなく、お客様の利益増やし、そして、お客様の損失を防ぐための大きな手段なのです。
もちろん、カードローンやブラックカードのように、信用情報や収入額というようなこれまで計られてきた内容ではない別の方法に重きが置かれることでしょう。
そして、声紋認証・指紋認証など一般的に使われている科学技術を使い個人の資産に対する防衛能力を高めます。
それも、十分ではないかもしれません。
これは、あまり想像したくないケースなのですが、誰かに脅されていたような場合です。
そうなると、感情センサーをつけるなど新たなセンサーを開発する必要があるかもしれません。
声から恐怖を感じたときなどは反応しないように設定するのです。
おそらく、お金を使うときは、何かを買ったり、支払ったり、使えてよかったというプラスの感情をもっているものでしょう。
ですから、感情センサーはそのプラスな感情を察知し、一つのチェックボックスとして、または一つの暗証番号のようなものとして機能するのです。
もちろん、そうでないお支払いのためには、詐欺、不法行為、悪徳企業や望まない支払いに対しては、銀行として断固お客様の利益を守るために全力を尽くします。
さて、銀行の概要をすこし、膨らませてきましたが、
ここで、クラウドファンディングに話を戻したいと思います。
それは、クラウドファンディングの種類分けに関してでした。
おそらく銀行という体裁上、報酬型でもあり、株式型でもあり、ファンド型でもあるという特殊な形になります。
といっても、三つの形でレバレッジが効いているといえるので、お客様にとっても当行といたしましてもメッリトがあるといえます。
そのあたりを次回、電子決済のPayPalアカウントや、日本でも先駆的にクラウドファンディング、Crowd
Bankを引き合いにしながら、書いていきたいと思います。
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